学生時代は何をやってましたか?
私は4歳のころから社会人になるまでずっと空手をやっていました。小さなころからやるからには一番にこだわって誰よりも努力する性分で、起きてから寝るまで空手のことを考え空手漬けの毎日を送ってました。大きな結果としては小学校に上がってから全国大会に幾度か出場することが増えていき、小学4年生の時に初めて全国1位を取ることができました。そこからも気を抜くことなく当たり前のレベルを上げていきながら研鑽を重ねた結果、全国上位を常にキープできるようになり、中学3年生で全国1位を獲得することが出来ました。
高校では、ある程度将来も視野に入れ、文武両道を目指し空手も勉強も本気で取り組みました。
空手では高校1年生の時、あと一歩優勝に及ばず負けてしまいとても悔しい思いをしました。その悔しさをバネに高校2年生の時には全国1位を取ることが出来ました。勉学との両立は難しく、血眼になりながらも一生懸命ただひたすら夢中に取り組んだ結果だと思います。
勉学ではスポーツ推薦ですでに何校かお声を掛けていただいていたものの、将来のためにスポーツ推薦という選択ではなく一般入試で大学へ入り、勉学や課外活動に精を出したいと考えた為、空手の合間を縫っては猛勉強を重ね日々の生活態度も含め気を抜くことなく学習と改善を取り組みました。そして努力の甲斐あってか関関同立と呼ばれる学群に位置する大学へ合格し入学することが出来ました。
大学では勉学、アルバイト、空手部の三足の草鞋にキャンパスライフもしっかり充実させたく日々活動的に過ごしておりました。小中高と全国1位を経験できました。しかし大学では1位を取ることが出来ず悔しい思いをしましたが、先輩・後輩・同期に恵まれ、友人に恵まれ本当に充実したキャンパスライフを送っていました。
就活では人の人生に関われて感動を届けられる仕事で、営業としてランキングや順位の出る業界・企業を探していました。そうして、人生の晴れ舞台を作り感動を届けるブライダルプランナーの会社に新卒として入社しました。
ブライダルでは実際人に感動を与えられるやりがいのある仕事で楽しく夢中でやっていました。ありがたいことに半年経つ頃には全社1位を獲得することができました。ただブライダル業界の闇と言いますか、罵倒や怒声、暴力などが散見され社内環境として長く続けることが出来ないなと感じ8ヶ月で早期離職をしました。キャリアに傷がついたのが人生で初めてだったので、次は社内環境や理念をしっかり見ることと、自身の転職失敗を他の人にしてほしくないという想い、そして新卒の時と同じ軸をもって転職活動に励み、福祉業界特化の人材紹介会社に入社しました。そこで1年半勤めていたんですが、突然会社が無くなると宣告されました。。。会社の経営状態は見れてなかったので、社内環境の次は経営状況で転職失敗をしました。(笑)
そしてなすがまま親会社に行き、数か月やっていましたが会社の考え方が大きく変わってしまいスピード感が無くなってしまったためかなり物足りなさを感じていました。
そんな時に元先輩から「すごくいい会社があるから来ないか?」とお誘いを受け、TSACEとのご縁があり入社させていただきました。
入社の理由を教えてください。
いくつかありますが、まず、私の転職軸にぴったり合っていたことです。人材紹介の仕事は、人の人生に関わり、感動を与えられる仕事です。それに加えて、TSACEには売上ランキングなどの競い合える指標がいくつもあり、自分のモチベーションを管理しやすい環境が整っています。私は他人と比較するのではなく、常に自分自身との戦いを意識していますが、ランキングの存在があることで、売上以外のさまざまな数値の変動を見ることができるためモチベーションを維持しやすくなっています。また、こうした環境に身を置くことで、自分の成長を客観的に把握できる点も大きな魅力です。努力が数字として可視化されることで、自分の強みや課題を明確にし、次の目標へとスムーズに進むことができます。
人材紹介の難しいところは?
いくつかありますが大きく分けて2つあります。
1つが人相手だからこそ言語化できないところを感じ取って察していかなければいけないところです。
普通商材はモノなので怒ったりどこか行ったり悪口を言ってきたりしません。ただ人材紹介の業界では商材もクライアントになるため非常に繊細にならなければなりません。どんな性格で、何を求めていて、どんな対応が適切なのかをしっかり見極めて営業活動をしなければいけません。
これが本当に難しく、私の失敗経験だと、最初のヒアリング段階で優柔不断な一面が見えたりどこか自信がないような態度の方だったため、しっかり引っ張っていってあげようと思い、施設の紹介や面接対策まで主導して進めていきましたが面接当日、面接同席する予定で進めていたため現地で求職者様待っていましたがその方は来ませんでした。電話にも出られなかったため、法人様に謝罪をしに行き、幸いなことに法人様からは「よくあることだから気にしないでまた良い方いたら紹介してね」と言われ、寛大なお心に救われました。後に求職者様と連絡が繋がりどうして面接に来なかったかを聞くと、「もっとこっちの意見を聞いてほしい」「そっち主導で進められるのが嫌だった」とご指摘をいただきました。私は引っ張っていった方がこの方のためになると思っていたことが、実は共感と肯定をしてその方を立てる方がその求職者様にとっては良かったようで、完全に私の判断ミスに当時かなり落ちこんだのを覚えています。
そんな過去があるからこそ、今はしっかり話を聞き繊細かつ慎重にその方のタイプを判断するようにしています。
2つ目がスピード感です。お客様も商材も人なのでダラダラしてたりゆっくりしてればチャンスを失うリスクも他業界に比べ二倍リスクがあります。
ただスピード感を意識するだけでもかなり大変なのですが、1つ目の人相手だからこそ言語化できないところを感じ取って察していかなければいけない部分が重なると難易度は飛躍的に上がります。
繊細に、慎重に、それでいて早くという部分が重なりますし双方で少しのミスが命取りになる仕事なのでより細部にこだわっていかなければいけません。
スピード感を持って仕事をする。というのはどの業界に行っても必ず必要になってくる部分です。ただこの業界では様々な副次的要因がかさなり、スピード感をもった仕事がかなりハイレベルになります。これが人材の難しいところだと感じています。
ただ、この2点を習得できればハイレベルなマルチタスクとスピード感のあるタスク処理能力が手に入ります。これはどの社会においても必要とされる能力の上位互換です。
どんな業界行っても、どんな職種に就いても必ず求められる能力ですので、もちろんどこに行っても活躍できるようになるための必須スキルになります。
難しい営業にチャレンジするからこそ、高い壁に挑むからこそ出てくる恩恵です。私自身もこの能力が身についてきたなと実感しておりますしより極めていきたいため、もっと挑戦のレベルを上げてこれからも取り組んでいきます。
トップ営業マンになるには?
私が意識していることですが、これも2つあります。
当たり前の事ですが、1つがトライ&エラーをいかに速く回せるかです。先ほどのスピード感の話に起因しているので多くは語りませんが、行動→反省→改善→施策→行動…を早く繰り返し同じミスはしないよう意識と仕組みを作っています。代表の言葉で「凡人が勝つためには誰よりも努力をすること」という当たり前ながらそれでいてかなり難しいことがあります。そもそも1位を取ることが簡単なわけがないので私も挑戦の回数とギアを上げて誰よりも努力をして今年は1位を取れるように頑張ります。
2つ目が仕事にどっぷりハマれるかどうか。
感覚的には、好きを仕事にするのではなく、仕事を好きになることかなと思います。嫌なこともや辛いことが多いとは思いますが自身も仕事も多面的に見て心から好きになれるかが重要だと思います。
そのためには精神力と言いますか動じない心が大事だなと感じています。私は精神力がまだまだ鍛えなければならないなと思う一方で、現在全国1位の営業マンは本当に動じない心を持っていらっしゃるなと、とても尊敬しています。耐える力というよりいなす力や躱す力に近いかもしれません。今年は全国1位になるため、よりいろんな方からスキルを盗んでいきたいと考えています。