空手全国1位&営業成績全国1位のスーパーキャリアウーマン

学生時代は何をやってましたか?

私の原点は、4歳で出会った空手です。そこから社会人になるまで、人生の中心には常に空手がありました。「やるからには一番を取る」という強い信念のもと、幼い頃から日々の生活は空手漬け。寝ても覚めても空手のことを考えるような毎日を過ごしていました。

小学4年生で初めて全国優勝を果たし、それをきっかけに結果を出すことの喜びと責任を実感しました。中学3年でも全国1位、高校2年でも全国1位と、全国上位をキープし続けるために日々自分の“当たり前”のレベルを引き上げながら研鑽を積んできました。高校では空手と勉強の両立を本気で目指し、スポーツ推薦を蹴って一般受験に挑戦。隙間時間を縫って猛勉強に励み、関関同立の一角に合格することができました。

大学生活では、空手部に加えてアルバイト、学業、さらにキャンパスライフも全力で楽しむという四足の草鞋を履いて過ごしました。大学では全国1位のタイトルこそ逃しましたが、仲間に恵まれ、自分を高め続けたかけがえのない時間でした。

就職活動では、「人の人生に関われる仕事」「感動を届けられる仕事」「営業としてランキングや勝負がある環境」を軸に企業選びをしました。その中で出会ったのがブライダル業界。大切な人生の1日に寄り添える仕事にやりがいを感じ、入社後半年で全社1位を獲得することができました。しかし、厳しい社内風土や暴言・パワハラの実態を目の当たりにし、わずか8ヶ月で退職。人生で初めてキャリアに傷がついた瞬間でした。

「次こそは社内環境と理念を重視しよう」と心に決め、転職活動を再開。新たに選んだのは福祉業界特化の人材紹介会社でした。人の人生を支える意義のある仕事でやりがいもありましたが、ある日突然「会社がなくなる」と告げられ、再びキャリアの見直しを迫られました。親会社に吸収されたものの、自分が求めていたスピード感や成長環境とはかけ離れていて、モヤモヤを抱えていた頃、かつての先輩から「本当にいい会社がある」と紹介されたのが、TSACEでした。

入社の理由を教えてください。

TSACEに惹かれた理由は、大きく2つあります。

1つ目は、自分の転職軸に合致していたことです。人材紹介という、人の人生に深く関われる仕事。そして営業として成果がランキングで可視化される環境。この2つの要素が揃っていたことが決め手でした。私は、他人との比較ではなく「昨日の自分に勝ち続けること」を大切にしてきました。だからこそ、売上以外にも多様な数値で努力が評価されるTSACEの仕組みは、自分のモチベーションを維持し、成長を実感するうえで最適な環境だと感じました。

2つ目は、紹介者である前職の尊敬する先輩の存在です。その先輩は「TSACEには、成長を加速できる環境と高いレベルの営業マンが揃っている」と教えてくれました。実際に入社してみると、裁量の大きさ、挑戦を歓迎する文化、そして自分の意思で行動できる風土に驚きました。まさに「主体性が評価される場所」。その先輩の言葉は嘘ではなかったとすぐに実感しました。

何よりも、TSACEに集まっている営業のレベルの高さに圧倒されました。各業界でトップセールスを経験した猛者たちと共に働ける環境は、営業として自分を鍛えるには最高の場所です。

とはいえ、最初からうまくいったわけではありません。結果が出ず、焦りと不安に押し潰されそうになった時、部署の垣根を越えて声をかけてくれた先輩がいました。その先輩は私の進捗を見て、的確にアドバイスをくださり、迷いの中にあった私の背中をそっと押してくれました。その教えをひとつずつ実践していく中で、少しずつ数字がついてくるようになり、今では全国ランキングでも上位をキープできるようになりました。

支えてくれる先輩方の存在と、圧倒的な成長環境があるからこそ、今の私があります。これからは、私自身が誰かの支えとなれるように、もっと高いレベルを目指していきたいと考えています。

 

人材紹介の難しいところは?

人材紹介の難しさは、大きく2つあると考えています。

まず1つ目は、「人を扱う難しさ」。人はモノではないので、マニュアル通りにいきません。相手の性格や価値観、潜在的なニーズを見極めながら、適切な対応をしなければならないからです。

私自身、過去に「引っ張ってあげることがこの人のためだ」と思って進めた結果、面接に来てもらえなかった経験があります。後から「主導で進められて嫌だった」と指摘され、深く反省しました。それ以来、相手の言葉の奥にある気持ちを汲み取り、共感と傾聴を徹底するようにしています。

2つ目は、「スピード感との両立」です。人材紹介では、求職者もクライアントも“人”であるがゆえに、タイミングひとつでチャンスが逃げていきます。慎重かつ繊細に、でも迅速に――この矛盾をどう乗り越えるかが勝負の分かれ目です。スピード感と繊細さを両立できるようになってきた今、マルチタスクやタスク処理能力も高まり、どの業界でも通用する力が身についてきたと感じています。

難しさの裏にある成長機会をどう活かすか。TSACEは、そこに真正面から向き合える環境です。

 

 

 トップ営業マンになるには

私が心がけているのは2つ。1つ目は「トライ&エラーのスピードを極限まで高めること」。行動→反省→改善→実行のサイクルをどれだけ速く回せるかが、成果に直結します。代表の言葉にある「凡人が勝つためには誰よりも努力するしかない」はまさにその通りで、私も誰よりも動き、考え、挑戦を繰り返しています。

2つ目は「仕事にどっぷりハマること」。よく「好きなことを仕事にする」と言いますが、私は逆に「仕事を好きになる努力」が大切だと思っています。辛いことや理不尽なことも含めて受け入れ、乗り越える力。そのために必要なのが“動じない心”です。

今、全国1位の先輩が見せてくれるのは、まさにその「揺るがない強さ」。私もその姿に刺激を受けながら、スキルだけでなく心も鍛え、さらに上を目指したいと思っています。