経歴
私は元々、作業療法士として医療の現場で働いていました。作業療法士を目指したきっかけは、家族の影響が大きかったです。姉や母が医療従事者だったことから、私も自然と医療業界に興味を持つようになりました。その中でも作業療法士を選んだ理由は、リハビリテーションの分野で患者さんの社会復帰を支援することに大きな魅力を感じたからです。
勤務していた病院は大規模で知名度も高く、患者さんとの関わりが多くありました。そのおかげで、日々の業務を通じて大きなやりがいを感じていました。実務だけでなく、学会発表や運営会議にも参加させていただける役職も任され、管理業務と実務に取り組んでいました。患者さんとの日々の触れ合いを通して、チームとして協力しながら成果を出す楽しさも実感しました。
数年にわたり多くの経験を積み、一通りの達成感を覚える中で、この先『人としての成長』や『市場価値の高い人材』になるためには、どのような道を歩むべきかを考えるようになりました。そんな時、ある運営会議で『人材採用の問題をどのように解決していくか』というテーマが議論されました。私自身も社会全体の問題として、そして現場における人手不足を強く実感していましたが、経営陣の視点でこの問題に取り組む姿を目の当たりにし、その深刻さを改めて感じました。この経験を通じて、医療業界に対して異なるアプローチでソリューションを提供することが自分にとって新たな挑戦だと確信し、TSACEに入社しました。
TSACEへ決めた理由
まず最初に目を引かれたのは、『スタートアップ企業』という点です。スタートアップならではの裁量を持って、主体的に行動できる環境に非常に魅力を感じました。営業の手法を自ら考え、柔軟に実践できる場があることは、大きな成長機会だと思いました。
さらに二期目の会社でありながら、すでに全国10拠点事業所を展開し、初年度の売上が7億円を超えているという点にも驚かされました。将来性が非常に高く、従業員の質の高さも感じさせる企業だと考え、応募を決めました。
面接では丁寧に会社説明会の動画や会社概要について詳しく説明いただき、理解が深まりました。
特に印象に残ったのは代表の経歴です。医療福祉業界の人材紹介事業で現在トップ企業であるトライトグループの創業者だったことを伺いました。
さらに話を聞くと、創業から15年で業界トップまで上り詰めたという異次元の経歴を知り、TSACEの成長スピードに納得しました（笑）。
成長率や将来性に関しても、その経歴から理由が強い説得力になり、より一層入社への意欲が高まりました。
実際に入社してから1年が経過しましたが、実力主義の環境の中で走り続けています。日々、自分の成長が数字として実感できるため、大きなやりがいを感じています。また、競争の激しい中で自分の成果が直接的に評価されることで、自己成長の意識がますます高まりました。上司や同僚からのフィードバックも的確で、常に改善や挑戦を続ける風土が自分に合っていると感じています。今後もこの環境でさらなる成果を目指していきたいと思っています。
営業で大変だったことはありますか？
正直なところ、最初は大変なことばかりでした（笑）。
私は相手のニーズを引き出す会話が得意ではなく、自然なやり取りや求職者の信頼を獲得するスキルを身につけるまでには、かなりの時間がかかりました。今でも自然な会話が得意というわけではありませんが、その課題を克服するために、特に意識して取り組んできたことがあります。それが、『ヒアリングの内容や流れをあらかじめルーティン化すること』と『相手の立場に立って考えること』です。
『ヒアリングの内容や流れをルーティン化する』とは、私が自然な会話に不安があるからこそ、事前に会話の分岐ごとに適切な回答を用意し、必要な質問やポイントをマニュアル化するという手法です。これにより、予期せぬ展開に遭遇しても落ち着いて対応できるようになり、会話の流れに迷うことがなくなりました。結果としてヒアリングの質も向上し、多少イレギュラーな質問が来ても冷静に対処できるようになったことは大きな進歩です。
また、『相手の立場に立って考える』ということも非常に大切にしています。これは、誰もが心がけていることかもしれませんが、私の場合、医療現場での勤務経験や管理業務に携わっていたことが強みとなっています。そのため、求職者だけでなく、採用を担当する経営者の視点も持ち合わせており、両者の立場に立ってスムーズにコミュニケーションを図ることが出来ています。実際、求職者や法人様から「現場を理解しているので話が早い」や「具体的なアドバイスが納得できる」といった感謝の言葉をいただくことが多く、私にとって大きな励みになっています。
こうした工夫や努力を積み重ねた結果、ありがたいことに入社して1年後には役職を任せていただけるようになりました。これからも、この経験を活かし、自分自身の成長とさらなる挑戦を続けていきたいと思っています。
1ヶ月でどのくらいの人を対応しますか？
もちろん、人によって状況は異なると思いますので、私の場合をお伝えしますね。
1ヶ月間で私がしっかりとお話できる求職者様の数は、大体10名ほどです。ただ、単にお話しするだけであればその倍以上の方と接触することは可能です。しかし、転職を本気で考えていたり、強い悩みを抱えている方に対して、深く関わることができる人数は約10名になります。
その中から実際に求人の提案を行い、面接へ進む方の数は、大体7名くらいです。私は、求職者様に不安のない転職活動を行っていただきたいと考えているため、1人につき2～4件ほどの面接をセッティングし、複数の選択肢を見比べていただいています。
最終的に成約まで至る方は約5名ほどになります。
また、TSACEでは入職後のフォローを徹底し、求職者様の不安を取り除くことを重視しています。これにより、早期離職を防ぐ動きを強化しています。私の場合、入職後のフォローアップの際に「本当に紹介してくれてよかったです」「あなたがいてくれて助かりました」といった嬉しいお言葉をいただくことが多く、これが私の大きなやりがいとなっています。
さらに、フォローアップの際には求職者様の現場での適応状況や悩みをしっかりと確認し、必要であれば追加のサポートも行うようにしています。こうした取り組みのおかげで、求職者様との信頼関係が深まり、満足度の高い転職支援ができていると実感しています。結果として、長期的に安定した職場環境に定着していただけることが多いです。これからも、求職者様一人ひとりに寄り添い、最適なキャリア支援を続けていきたいと思っています。
TSACEで活躍できる方の特徴は？
TSACEで活躍できる人の特徴には、大きく2つのポイントがあります。
1つ目は『感情のコントロールができる人』です。
モチベーションや感情をセルフコントロールできる人は、常に安定したパフォーマンスを発揮でき、外部環境に左右されにくいため、失敗の原因を冷静に分析し、改善につなげやすいです。
さらに内省の解像度が高くなり、自分自身の行動を振り返ってより効率的に成長できるのが特徴です。
私もかつては、何かあるたびに一喜一憂していましたが、自己コントロールを習得することで、安定した成果を出せるようになりました。感情をコントロールすることは、プロとしてまず身につけるべき最優先のスキルだと思います。
2つ目は『素直な人』です。
他の優秀な社員を見て『素直』という属性は真っ先に共通点として挙げられるくらい重要です。
特にTSACEでは、さまざまな方が仕事上でサポートしてくれますが、素直な人にはそのノウハウや案件が集まりやすくなります。情報を受け入れる姿勢があることで、成長のスピードが早まり、次々とチャンスが巡ってくるのです。もちろん、情報を精査する力も必要ですが、それは豊富な情報に触れることで自然と身についていくものです。
素直さは結果として、自分を有利な状況に導く武器になると考えています。
また、素直さがもたらす最大の利点は、学びの機会を逃さないことです。謙虚な姿勢で多くの意見やアドバイスを受け入れることで、自分自身の成長速度が飛躍的に上がります。TSACEは、そうした学びに対して非常にオープンな文化があり、先輩社員や上司からのサポートも手厚いです。だからこそ、素直な姿勢で学び続ける人こそが、長期的に見て大きな成果を上げることができると感じています。
私自身、学生時代から母の教えで素直でいることを大切にしてきましたが、それが人との良い関係を築く要因となり、今に至るまで多くの人に救われてきました。人に支えられてきたと実感することが多く、そのおかげで今の自分があるのだと、日々感謝しています。
ちなみに私が個人的にTSACEで多いなと思った特徴を他に挙げるとすれば、『負けず嫌い』、『熱量が高い』などがあると感じております。私自身も負けず嫌いでして、負けず嫌いの人が多くいる空間は結構ピリピリしていることが多いと感じた方もいるか思いますが、社員同士の雰囲気は、仲間でありライバルである認識を皆が持っていて助け合いと競い合いがうまく両立していると実感しています。
未経験が覚悟した方が良いことは？
私たちの仕事は、1つのコミュニケーションで人の人生を大きく動かす責任のある仕事です。
人と人とのつながりが重要だからこそ、コミュニケーションに欠けると、誰も幸せになりません。
人のキャリアを軽んじたり、ただの金儲けのために人材を扱うような人が、TSACEで継続的な成果を出しているのを見たことはありませんし、そうした姿勢の人を尊敬することはできません。
この仕事は、誇りと責任感が人一倍強く求められるものだと考えています。
『未経験でもできる仕事』とは、簡単にできるという意味ではなく、強い想いと覚悟さえあれば、未経験でも努力次第で成果を上げることができる仕事だということです。
TSACEに加わる人には、そういった強い想いを持って入社してほしいと思います。
共に、想いと努力を持って、TSACEを業界トップクラスの医療人材を救う企業にしていきましょう！
