1期生の中で一番社長との距離が近いと自信をもって言えます笑

学生時代は何をやってましたか?

「サッカー中心の人生」。
自分のこれまでを一言で表すなら、迷わずこの言葉を選びます。保育園の頃に始めたサッカーは大学卒業までずっと続けてきました。中学まではクラブチーム、高校からは部活動へとステージを移し、ずっとピッチに立ち続ける毎日でした。

高校は熊本県内でも有名な強豪校に、スポーツ特待で進学。10校以上から声をかけていただいた中でその学校を選んだのは、「強さ」だけでなく、人としての成長を大切にしてくれる監督の存在に惹かれたからでした。
ただ、入学してすぐに現実の厳しさを痛感します。1年生でトップチームには入りましたが、レギュラーには届かない。練習は想像以上にハードで、寮生活や学業との両立も大変。サッカーに集中しきれない自分に、もどかしさを感じていました。それでも、「このままでは終われない」という悔しさが、前に進む原動力になりました。

2年になる頃には自主練を増やし、キックの精度やコーチングに磨きをかけました。その積み重ねが実を結び、中盤にはレギュラーの座を獲得。決勝で敗れる悔しさもありましたが、大きな自信を得られた瞬間でした。

3年では副キャプテンに就任。練習の声出しだけでなく、生活面や授業中の姿勢にも気を配り、後輩の手本となることを意識しました。1日15分しか携帯を触れない生活を三年間継続したのも、今では笑い話ですが、それほど本気でサッカーと向き合ってきました。
最後の大会ではライバル校に惜敗し、全国の舞台には届きませんでした。心から悔しかったですが、「やりきった」と胸を張れる時間でした。

大学でもスポーツ推薦で特待生として入学。全国大会常連校であり、信頼していた先輩もいる環境を選びました。1年目でレギュラーに抜擢されたのは、高校時代の泥臭い努力があったからこそ。
大学では、高校までの“抑圧された生活”から解放された反動で、少しはっちゃけた時期もありました(笑)。それでも練習だけは一切手を抜かず、チームとして4~6位をうろうろする中、3年からはゲームキャプテンを任され、精神的にもチームを引っ張る立場に。
迎えた引退試合、最終順位は5位。全国には届かなかったけれど、やりきったという気持ちは今でも色あせません。

 

就職活動について教えてください。

就職活動を意識し始めたのは、「プロになる」という夢に一区切りをつけたタイミングでした。アビスパ福岡の練習試合に参加するなど、本気でプロを目指して動いていた自負はあります。けれど、やればやるほど、自分とプロとの間にある“越えられない壁”を感じていました。

進路を大きく切り替えるきっかけをくれたのは、大学の就職支援の方。その方自身が元プロサッカー選手で、僕の気持ちに深く共感してくれたんです。「プロもいい。でも社会でもきっと輝ける」と背中を押してくれたその一言が、就活のスイッチを入れてくれました。

その方から紹介されたのが、TSACE。最初は「1社だけ?」と少し驚きましたが、話を聞くうちに納得しました。元アスリートが多数在籍し、営業として成果を出している環境。その姿は、自分の“次の目標像”として明確に映りました。

初めての就活面接となった一次面接。緊張で頭が真っ白になりながらも、これまで培ってきた元気と熱意だけはぶつけました。まさかの合格に、自分の可能性を少し感じられるようになりました。

二次面接では、まさかの元プロサッカー選手の方が面接官。自然と会話も盛り上がり、「どんな家庭だった?」「小さい頃どんな遊びをしてた?」と、人柄を見てくれるような質問ばかりで、自分自身が“見られている”ことを実感できた貴重な時間でした。

そして最終面接では、竹之下社長が登場。もともと現場にも顔を出し、社員との距離が近いことで有名だったので、対面する前から「この人の下で働きたい」と強く思っていました。実は、最初の座談会のときに「質問ではないのですが、社長のそばで働きたいです!」と伝えたのですが、それを社長が覚えていてくださって。「あの時の君か」と声をかけていただいた瞬間、気持ちは完全に決まりました。

振り返ってみれば、サッカーで得たのは技術以上に、「壁に向き合う覚悟」と「本音で人と関わる力」。それが、TSACEの仕事に通じていると感じています。

社長との距離がめちゃくちゃ近かった!

入社してすぐに感じたのは、“社長との距離感の近さ”でした。よく「社長との距離が近い会社」と聞いても、実際はそこまで…ということもありますが、TSACEは文字通り「近すぎる」くらいです(笑)。

ある日、社長から「サッカーやるけど来ない?」と声をかけてもらい、同期や先輩と一緒にソサイチ(8人制サッカー)に参加。最初は緊張していましたが、社長自身が全力で楽しんでいて、ピッチ上では“社長感”がなくなる瞬間が何度もありました。


その日以降、月2~3回のペースでサッカーや食事、社長の趣味である釣りやスノボ旅行にも同行するように。多いときは4週連続で週末も一緒でした。他社ではなかなか考えられない近さだと思います。

そして、これはプライベートに限った話ではありません。仕事の場でも、社長は「現場の声」にすごく敏感な方です。たとえば「こうした方が働きやすくなるかも」と感じたことを相談すると、「やってみよう」とすぐに動いてくれる。しかも、社長の方から「最近どう?」「何か困ってることある?」と気にかけてくださることも多く、本気で社員と向き合っている姿勢が伝わってきます。


社長との会話では、「どうすれば社員が成果を出せるか」「どうやって会社全体を成長させるか」といったテーマが自然と出てきます。経営の話を、若手にもわかる言葉で伝えてくださるので、自分自身の視座もどんどん高まっていきます。

厳しさの中にも人間味があり、仕事ではストイック、でもピッチや雑談では気さくでフレンドリー。その“ギャップ”があるからこそ、ついていきたいと思えるし、本音でぶつかれる存在です。

入社前は、ここまで社長と近い距離で働けるとは思っていませんでした。でも今では、それが自分の成長スピードや働きやすさに直結していると実感しています。

「上司や社長との距離が遠そう」と不安に思っている人にこそ、TSACEを知ってほしい。ちゃんと見てくれる人がいる、だからこそ自分も素直に挑戦できる。そんな環境が、ここにはあります。

ちなみに最近は、社長と一緒にバンジージャンプに行ってきました(笑)。

この一言だけで、TSACEという会社の空気感が少し伝わるかもしれませんね!