6歳~22歳までダンス漬け!パッションごり押し女子笑
学生時代は何をやってましたか?
物心ついた頃から、私の毎日はダンスとともにありました。6歳で始めたダンスは、20歳まで続けていたので、人生の半分以上を共に過ごした相棒のような存在です。
中学生の頃は地域のダンススクールに通いながら、仲間とチームを組んで大会やコンテストに出場していました。正直、結果で言えば優勝経験はゼロ。でも、私にとって大事だったのは順位ではなく、“みんなでひとつの作品をつくり上げる”という過程でした。
ダンスは個の表現でもありますが、チームで踊るからこそ協調性や柔軟性が求められます。「自分だけが正しい」という考え方では作品が成立しない。時には意見がぶつかることもありましたが、話し合いを重ねて、最終的には誰もが納得できる形を探る日々。その中で「落としどころを見つける力」や「相手の立場で考える視点」が、自然と育っていったと感じています。
高校生になってもダンス熱は冷めることなく、ステージに立つことに加えて、小学生たちへのレッスン補助のアルバイトも始めました。これが、想像以上に鍛えられました(笑)。
子どもたちの前で堂々と話すこと、わかりやすく指示を出すこと。最初は緊張で声も震えていたのに、続けていくうちに「伝えるって楽しい」と感じるようになっていました。自分の行動に責任を持つことや、“最初の一歩”を踏み出す勇気も、この経験で自然と身についたように思います。
高校時代は、ジャズやガールズなど特定のジャンルに縛られず、さまざまなスタイルに挑戦。地元のイベントにも積極的に出演し、表現することの喜びやステージの高揚感を味わいました。やればやるほど奥深さに魅了され、飽きるどころか、どんどん新しい刺激をもらっていた気がします。
大学生になってからは、ついに一人で子ども向けレッスンを任されるように。1時間のレッスンを一から組み立てるのは、想像以上に難しかったです。というのも、生徒の年齢や性格はバラバラ。伝え方を工夫しないと、同じ内容でも届き方が全く変わるんです。
「この子には動きを見せた方が伝わりやすい」「あの子は言葉で説明した方が理解しやすい」など、相手の性格や習熟度を観察しながら、常にベストな方法を模索していました。
また、保護者との連携も重要で、連絡事項はどこよりも早く、丁寧に伝えるよう心がけました。こうした中で、「スピード感を持って動く力」や「相手の立場に立った伝え方」も、自分の武器になっていきました。
私の学生時代を一言で表すなら、“ダンスを通して、伝え方と向き合った日々”です。パッション全開で突っ走ってきた私ですが、それだけではうまくいかない瞬間もたくさんありました。そんなときに大切にしてきたのは、「どうすればもっと伝わるか」を自分なりに考え、実践し続けること。
社会人になっても、この“情熱”と“相手視点の伝え方”は、間違いなく私の武器になる。そう信じて、これからも磨き続けていきたいと思っています。

就職活動について教えてください。
就職活動を始めた頃、私は正直、明確な「軸」を持っていませんでした。周囲が動き出しているのを見て、「自分もそろそろ…」という気持ちでなんとなくスタートしたのが本音です。
そんな私が初めて「働くこと」について深く考えるきっかけになったのが、大学時代の居酒屋のアルバイトでした。そこには、どんなに忙しくても楽しそうに働いている店長や、明るく前向きなスタッフがいて、「仕事って、こんなにも夢中になれるものなんだ」と心から驚きました。
「自分もこんな人たちと一緒に、本気で楽しみながら働きたい」──そんな想いが芽生え、就職活動に向き合う原動力になっていきました。
数ある企業の中で、出会えたのがTSACEでした。同じ大学の先輩が面談に対応してくださり、今までの経験をじっくり聞いてくれました。
「子どもに何かを教えた経験があるなら、キャリアアドバイザーという仕事は向いているよ」
「法人を担当するなら、プロとして価値を届ける覚悟が必要だよ」
そんな言葉に、少しずつ自分の未来が見えてきた気がしたんです。
さらに心に残っているのは、二次面接で聞いたあるリーダーの言葉。
「部下を守れる傘のような存在でありたい」
その言葉に、全身がしびれるような感覚を覚えました。上司としてのあり方、人としての在り方を当たり前のように語る姿に心から憧れ、「この人の下で働きたい」と強く思いました。
そして迎えた社長面接。そこで私は、人生でもトップレベルに厳しいフィードバックを受けました。
就活に対する覚悟の浅さ、甘さを真正面から指摘され、途中で涙が止まらなくなってしまったほどです。
「もう無理だ、落ちたかもしれない」──そんな思いがよぎる中でも、私にはどうしても伝えたい想いがありました。
「私は負けず嫌いです。ダンスでも、悔しい経験を何度もしてきましたが、それでも努力を続けてきました。だから、逃げずに誰よりも頑張ります」
うまく言えたかは分かりません。でも、あの瞬間、自分を飾ることは一切せず、ただ“本音”をぶつけました。
そしてTSACEという会社は、その本音に、真っすぐに応えてくれる場所でした。
「本気でぶつかれば、本気で返してくれる」
そんな空気が、社長をはじめ、社員一人ひとりからにじみ出ていた。
だから私は、この会社で成長したいと心から思えたんです。
インターンと入社式はどうでしたか?
インターン初期の私は、正直、自信を失いかけていました。
思うように成果が出ず、案件も取れない日々。「自分には向いてないのかもしれない」と不安が押し寄せることもありました。
それでも諦めずに動き続けたからこそ、少しずつ課題が明確になり、一つひとつ改善することで変化が見え始めた。入社前にこの“壁”を経験できたことは、今振り返れば本当に貴重だったと思います。
入社後も、毎日が初めての連続。特に法人営業では、言葉遣いや敬語など、細かな指摘を何度も受けました。最初は落ち込むこともありましたが、それ以上に「もっと成長したい」という気持ちの方が大きくなっていきました。
それはきっと、環境の力です。
TSACEの社員は、皆が本気で数字に向き合っていて、でも決してギスギスしていない。むしろ、ちょっとした声かけや気配りが自然と飛び交っていて、思わず「こんなに優しくて、熱い人たちが集まっている会社ってあるんだ」と驚くほどです。
中でも心に残っているのが、直属の上司の言葉。
「ミスのフォローは任せろ!だから臆せず営業に行け!」
この一言に、どれだけ背中を押されたかわかりません。
私も、そんな存在になりたい。失敗を恐れずに挑戦できる人でいたい。
TSACEでの挑戦はまだ始まったばかりですが、ここには“挑戦する人”を本気で支えてくれる仲間と文化があります。
この1年で、私も誰かの背中を押せる存在になれるよう、全力で走り続けます!
