人生の大半をサッカーに捧げ、常にトップレベルで戦ってきた!
学生時代は何をやってましたか?
5歳から大学卒業まで、私の人生は常にサッカーと共にありました。中でも、高校3年間はこれまでで最も情熱を注いだ時期だったと思います。ポジションはサイドバック。守備も攻撃も両方こなす立場で、体力や走力にはかなり自信がありました。1年生の頃にはベンチ入りを果たし、2年の後半にはスタメンとして出場。全国1位の強豪校とも戦ったことがあり、自分の限界に挑み続けた時間は今でも誇りです。全国優勝こそ叶いませんでしたが、「本気で勝ちたい」と心の底から思い続けたあの日々は、かけがえのない経験でした。
その後はスポーツ推薦で大学へ進学。ただ、入学と同時にコロナ禍に突入し、最初の1〜2年は思うように活動できないもどかしい時期が続きました。グラウンドに立てない悔しさ、仲間と練習できない孤独感。日々の制限の中でモチベーションを維持するのは簡単ではありませんでした。それでも3年・4年生になる頃にはようやく活動が再開。ようやく“大学サッカーらしい日々”を取り戻すことができました。
ただ、度重なる怪我に悩まされ、1部リーグで活躍するような華々しい実績は残せませんでした。それでもその分、学びは深かったと思います。体づくりのための食事管理や生活習慣の見直し、怪我を予防するためのトレーニングの工夫、さらにはチームメイトのサポート役に回ることも増えました。プレーで目立つことはできなかったけれど、陰ながらチームを支える力、自分を律して整える力はこの時期に確実に養われたと感じています。
大学では当初、スポーツや栄養に関わる進路を志していました。しかし就職活動を進める中で、エージェントの方から「無資格で専門性の高い職種を目指すのは簡単ではない」とアドバイスをもらい、自分の将来像を見つめ直すことに。そこで気づいたのが、「どんな相手とも信頼関係を築き、深く関わっていける人間になりたい」という想いでした。サッカーで磨いた行動力や対応力、瞬時の判断力を活かすなら、人材業界が一番成長できるフィールドだと思うようになったんです。
人材業界を中心に4社ほど選考を受ける中で、TSACEと出会ったのは少し遅めでした。最初はそこまで強い志望度ではありませんでしたが、説明会や面接が進むごとに、「ここで働きたい」という想いが大きくなっていきました。社員の方々が口を揃えて話していた「風通しの良さ」。最初は半信半疑でしたが、実際に面談を通じてお会いした方々の言葉の温度感や距離の近さに、「本当に風通しがいい会社なんだ」と実感しました。
特に心に残っているのが、社長との最終面接です。最初は「部活どうだった?」「就活どう進めてた?」といったラフな会話から始まりましたが、後半になると一気に空気が変わり、「本気でここで成長する覚悟があるのか?」と、真正面から向き合ってくださった。その言葉に心を打たれ、「この人のもとで自分の限界を超えてみたい」と強く感じました。他社と迷う余地はなく、即決で内定を承諾しました。
サッカーで得た“やりきる力”、怪我を通して学んだ“自分を整える力”、そしてTSACEで身につけたい“社会人としての基盤”。この3つを胸に、今は「後輩から頼られる存在」になることを目指して、全力で走り続けています。

1年を振り返ってどうでしたか?
配属されたのは介護紹介事業部。まさにゼロからのスタートでした。配属当初の4月・5月は、業界の知識も仕事の流れも右も左も分からず、ただひたすら目の前のタスクに食らいついていました。専門用語をひとつ聞くたびに調べる日々で、「本当にこのままやっていけるのか…」という不安が何度も頭をよぎったのを覚えています。
それでも少しずつ求職者様との面談機会が増えてくると、6月ごろからは「誰かの役に立てているかもしれない」という実感が芽生えはじめました。そして初成約は7月。あの瞬間は、今でも鮮明に覚えています。自分の言葉や行動が誰かの人生の転機になる。その重みとやりがいを実感した、かけがえのない出来事でした。
そこから徐々に数字にも表れ始め、2月・3月には自己ベストを更新。営業ランキングでも1桁台に名前を載せることができ、自信へとつながっていきました。もちろん、これは私一人の力ではありません。周囲の支えがあってこそです。
特に大きかったのは、神戸支社の責任者の方に伴走いただいたこと。毎月面談を実施していただき、「このやり方はどうだった?」「今月はどこを改善していこう?」と一緒に振り返りと改善を重ねる中で、PDCAを回す習慣が自然と身についていきました。
現在は、上長と月ごとの目標を設定し、「何のためにその目標に向かうのか」という意味づけを明確にした上で、日々の行動に落とし込むように意識しています。単なる数字ではなく、達成する意義まで見据えて動けるようになったのは、自分の中でも大きな変化です。
もちろん、まだまだ課題は山積みです。提案力、成約率、時間の使い方…改善点はたくさんあります。ただ、「わからないことは素直に聞く」「振り返って改善する」「目標に向けて走り続ける」といった、TSACEの中で活躍する先輩たちが共通して持っている“スタンス”を、少しずつ自分の中にも根づかせていけている手応えはあります。
2年目の目標は、「後輩から信頼される存在」になること。結果だけでなく、姿勢や取り組み方からも学んでもらえるような人間を目指し、これからも愚直に努力していきます。
新入社員へメッセージ
「理想と現実のギャップ」に戸惑うことは、誰にでもあると思います。でも、そんなときに必要なのは、完璧を目指すことではなく、“続けること”です。自分なりのペースで、焦らず、腐らず、コツコツと積み重ねる。そうすれば、きっといつか「成長できた」と思える瞬間が訪れます。
最初から何でもできる人なんていません。むしろ、素直に、真面目に向き合える人が最後には大きく伸びていく。私自身、そうやって一歩一歩進んできました。これから新しいスタートを切る皆さんも、どうか焦らず、諦めず、自分を信じて歩んでいってください。心から応援しています!
就活生へのメッセージ
TSACE仙台オフィスの魅力は、なんといっても「人のあたたかさ」です。どんなに忙しくても、相談すれば必ず時間を取ってくれる先輩たちがいて、本気で向き合ってくれる環境が整っています。こちらが本音でぶつかれば、相手も本気で応えてくれる──。そんな信頼できる背中が、このオフィスにはたくさんあります。
私自身、何度もその優しさと強さに支えられてきました。だからこそ、自分もそんな存在でありたいと日々思っています。「誰と働くか」を重視したい方にこそ、TSACEはぜひ見てほしい会社です。ここには、人を育て、人を信じる文化が、しっかり根づいています。
