サッカー人生で学んだ「努力を続ける力」
6歳から22歳までの16年間、私はサッカー一筋の人生を歩んできました。
自分を一言で表すなら「ハイパー努力家」。どんな状況でも諦めず、納得するまでやり切る性格だと思います。
高校時代は、毎朝5時に起きて練習し、夜は寮の門限ギリギリの21時までボールを追いかける日々でした。
振り返るとかなりハードでしたが、当時は「もっと上手くなりたい」という気持ちが強く、努力というよりも“夢中”に近い感覚でした。
もともとはボランチというポジションで、チーム全体を見ながら味方を動かしたり、細かいパスをつなぐプレーが得意でした。
高校からはサイドバック(SB)に転向し、攻守のバランスを取りながらチームを支えるポジションに。
最初は戸惑いましたが、攻撃の起点を作ったりアシストに関われる場面が増え、次第にこのポジションの面白さに惹かれていきました。
高校2年の時には県予選ベスト4どまりだったのが、3年では全国大会に出場し、選手権でベスト16という結果に。
全国の舞台に立ったとき、自分たちの努力が形になった達成感を感じると同時に、「まだ上を目指せる」という強い向上心も生まれました。
大学でもサッカーを続けましたが、1年生の頃はレギュラーを掴めず、レベルの高さに圧倒されました。
しかし、そこで諦めることはありませんでした。体づくりを徹底し、上級生やプロ選手のプレーを研究しながら、ノートに学びを書き溜めていきました。
努力を積み重ねた結果、2年生の途中から試合に出られるようになり、3年・4年では東海大会で準優勝という成績を残すことができました。仲間とともに戦い抜いた時間は、今でも大きな財産です。
ボランチとサイドバック、両方のポジションを経験したことで、自分の強みもより明確になりました。
それは「キック精度の高さ」と「サッカーIQ」。試合の流れを読み、次の展開を予測して最適なパスを出す。その思考の積み重ねが、自分の武器を磨くことにつながりました。
16年間サッカーを続けて感じたのは、どんなに才能があっても、最後に差を生むのは“努力を続ける力”だということです。
結果がすぐに出なくても、努力を続けることで少しずつ道が開けていく。サッカーを通して、その大切さを何よりも学びました。
就職活動で見つけた“理想の成長環境”
学生の頃から、将来の自分に対して明確なビジョンを持っていました。
それは「入社してすぐに結果を出し、役職を駆け上がり、26歳までに年収1,000万円を達成する」という目標です。
数字だけを見るとストイックに聞こえるかもしれませんが、それくらい本気で「若いうちから結果を残したい」「圧倒的に成長したい」と思っていました。
そのため、就職活動では“環境選び”をとても重視していました。
営業力が高い会社、営業教育がしっかりしている会社、会社全体が成長フェーズにあり、役職ポストがまだ空いている会社。
この3つの条件に当てはまる企業を軸に、どこなら自分が最も早く成長できるかを考えながら企業を探していました。
就活を本格的に始めたのは、周りより少し遅めの2月頃。
そこから一気に行動を起こし、全部で30社ほどの説明会や面接に参加しました。
ありがたいことに複数の企業から内定をいただきましたが、最終的に最後まで悩んだのは3社。どの会社も自分の目標を叶えられそうな要素があり、決断にはかなり時間をかけました。
当初、第一志望だったのは投資用不動産の営業会社。
成果主義で、やればやるほど結果が返ってくる環境に魅力を感じていました。
しかし、TSACEの最終面接で社長と直接お話しした瞬間、その考えが大きく変わりました。
社長は、これまでの自分の経験や考えを丁寧に聞いたうえで、真っ直ぐにこう尋ねてくれました。
「君はどうなりたいのか?」
その言葉に、一瞬で引き込まれました。
他の会社の面接では、どうしても“会社が学生を選ぶ”という空気を感じていましたが、TSACEでは逆に“学生の将来を一緒に考えてくれる”ような対話だったんです。
自分が思い描いていたキャリアビジョンに対して、TSACEではどんな経験が積めるのか。
営業としてどう成長していけるのか。
社長は具体的な成長イメージを交えて、1期生としての期待と責任を丁寧に伝えてくださいました。
その言葉を聞きながら、「この会社なら本気で自分を育ててくれる」「この人たちと一緒に働きたい」と心から思えました。
最終的にTSACEへの入社を決めた理由は、“未来を共に描ける会社”だと感じたからです。
営業スキルだけでなく、人としても成長していける環境がある。
そして何より、会社全体がこれから拡大していくフェーズだからこそ、自分自身の挑戦の幅も広がっていく。
入社を決めた瞬間、「ここでなら26歳1,000万という夢も、きっと現実にできる」と確信しました。
営業で大変だったことはありますか?
就活生の皆さんへ
TSACEでは、年齢やキャリアに関係なく、努力次第でどんどんチャンスがもらえます。
僕自身、新規事業の立ち上げという貴重な機会をいただきましたが、同期の中にも営業のスペシャリストを目指していたり、別の領域に挑戦している人も多くいます。
それぞれが違う道を進みながらも、みんなが「自分の成長」に真剣に向き合っているのがTSACEの特徴だと思います。
この会社で得られた成長は本当に大きくて、特に“精神面の強さ”と“人との向き合い方”を学びました。
どんな場面でも冷静さを保つこと、物事を俯瞰して見る力、相手の意図を汲み取って柔軟に対応する力。
そして、結果を出すために「原因を突き詰めて改善する力」や「数字への解像度」も確実に上がったと思います。
社会人としてだけでなく、人としての土台もすごく鍛えられました。
TSACEが向いているのは、何かに本気で打ち込める人。
最初から知識やスキルがなくても大丈夫です。
「頑張る理由」や「熱量」がある人なら、必ず成長できます。先輩たちが全力で支えてくれる環境なので、安心して飛び込んできてほしいです。




