院進し未知のウイルス発見を目指した理系女子

全てを極めるため院進した学生時代

私の学生時代を一言で定義するならば、学業・部活動・アルバイトのすべてにおいて全力で成果を追求する
「文・部活・バイト全道」であったと言えます。

大学入学以前は、テニスを7年間、ダンスを3年間続けておりましたが、大学からは心機一転し、以前から興味を抱いていた
音楽の領域に挑戦するため、軽音楽部に入部しました。

キーボードやギターも演奏しつつ、主にボーカルを担当し、VOCALOID楽曲やヨルシカなどの表現の深い楽曲に多く取り組んで
まいりました。
3年次には幹部に就任し、会計や企画といった組織運営の根幹を担いながら、同時に演者としてもステージに立つという
兼任生活を送りました。

多忙を極めましたが、学内5団体からセレクションされる合同コンサートに継続して選出いただいたり、
大規模なバンドコンサートへの出場を果たすなど、確かな成果を残すことができました。

もちろん、学生の本分である学業においても一切の妥協はせず、GPAは常に3.5〜4.0を維持いたしました。
特に農学部の生物資源に関する研究分野に没頭し、学部生時代から数本の論文を執筆しております。

この研究プロセスが非常に知的好奇心を刺激するものであったため、大学院への進学を決意いたしました
大学院では「植物ウイルス」をテーマに研究を行い、なんと未知の植物ウイルスを発見するに至りました。

そこから詳細な遺伝子解析等を行い、属と種の分類まで検証を深め、最終的に新しい名前をつけることができたのです。
ゼロからデータを構築し、論文として体系化していく工程は困難の連続でしたが、新しい事象を発見し、
それを科学的に検証していくプロセスには、何物にも代えがたい楽しさがありました。

また、カフェでのアルバイトでも「現場の改善」という検証を行いました。
調理からコーヒーの抽出、接客まで一連の業務を担う中で、私はバイトリーダーとして新人教育のプロセスを見直しました。
単なる業務手順の羅列ではなく、「習得項目の優先順位付け」や「具体的なケーススタディ」を組み込んだ教育マニュアルを
独自に作成したのです。
これにより、後輩たちの理解度が深まり、作業効率と研修の卒業スピードを飛躍的に向上させることができました。

研究室での孤独な探求だけでなく、部活動やアルバイトを通じて「相手への適切な伝え方」や「他者を頼ることの重要性」を学びました。

そして何より、「与えられた環境を嘆くのではなく、自らの思考と工夫、そして積極的な行動によって環境はより良く変えていける」という実践的な手応えを得られたことが、私にとって非常に大きな自信となっております。

憧れだった研究職への違和感。

合同説明会や学内セミナーなどに足を運び始めたのは、大学4年生の頃でした。
ただ、この時は就職か大学院進学かで迷っていたわけではありません。
幼い頃から「大学院生になって研究をする」という強い憧れがあり、私にとってずっと叶えたい夢だったからです。

そのため、本格的に就職活動を始めたのは、大学院1年生の夏頃からでした。
最初は、ずっと目標にしていた「研究職」を中心に企業を見て回りました。

しかし、様々な企業でお話を伺う中で、どうしてもピンとこない自分がいたんです。
というのも、実際の企業での研究は同じ作業を繰り返すことが多く、「言われたことを、言われた通りの手順で研究する」という
環境が主流であり、私自身はそれを心から楽しいと感じることができませんでした。

また、面談や選考でお会いする社員の方々が、失礼ながらまるでゲームのNPCのように決められたことだけを話しているように
見えてしまい、楽しくお仕事をされているように感じられなかったことも、就活の軸を大きく変えるきっかけになりました。

そこから「研究職」という枠組みを取り払い、業界や職種をすべてフラットに見るようになったのが、院生1年の11月頃です。
新しく定めた就活の軸は、「自分の力で貢献できること」、そして「挑戦し続けられる環境であること」の2点でした。

ただ決められた作業をこなす機械のような社会人になるのではなく、自らの意志をしっかりと持ち、「私だからこそできる」と
言えるような、代わりのいない人材になりたいと強く思うようになったのです。
そこから翌年の3月頃までは、ITや食品業界の営業職、商品開発、技術職など、視野を広げて本当に様々な企業を見て回りました。

「誇り」を検証して導き出した答え

TSACEとの最初の接点は、逆求人媒体を通じて社長から直接メッセージをいただいたことでした。
それまで私が全く見ていなかった領域の業界だったため少しワクワクしましたが、最初は「まずはフラットにお話だけ聞いてみよう」と
いう温度感で説明会に参加しました。

しかし、その説明会で私は大きな衝撃を受けました。社長ご本人が登壇されたことにも驚きましたが、これまで何十社と参加してきた
どの企業よりも説明が論理的でわかりやすく、スッと心に落ちていくような納得感があったのです。

そして何より、圧倒的な「熱量」がありました。
社長はもちろん、社員の皆様もご自身の仕事に誇りを持ち、本当に楽しそうに働いていらっしゃいました。
働くことに対して、これほどポジティブな感情を持てる環境をもっと知りたい」。そう強く思い、選考に進むことを決めました。

1次面接は極度の緊張であまり記憶がないのですが、非常に印象深かったのは2次面接での「模擬営業」です。
私はコーヒーメーカーを提案したのですが、なんと面接官の方が「すでに同じものを持っている」というまさかの状況から
スタートしました。

しかし私はめげることなく、その器具を使ったさらに美味しいコーヒーの抽出方法や、アプリ連携による利便性の拡張について
詳しく解説いたしました。

すると面接官の方も前のめりになって聞いてくださり、最終的に「ご友人へのプレゼント用」という切り口で再提案し、
購入(という設定)まで持っていくことができたのです。

その後のフィードバックでは私の良いところを的確に褒めてくださり、この時初めて「営業という仕事はこんなに面白いのか」と
気づくことができ、営業職への志望度が飛躍的に高まりました

そして迎えた最終の社長面接では、少し恥ずかしい失敗をしてしまいました。
面接前の控室で、緊張のあまり喉が渇いてお水を飲んでいたまさにその瞬間、社長が入室されたのです。
私は完全にテンパってしまい、片手にお水を持ったままもう片方の手で名刺を受け取るという謎の行動をとってしまい、
「第一印象は最悪かもしれない…」と焦りました。

しかし実際の面接は、一問一答ではなく雑談のように進みました。
社長が私の話に優しく共感し、肯定してくださったおかげで、自分でも驚くほど自然と言葉が出て会話が弾みました。
今、社会人として営業や「ヒアリング」を学ぶ中で当時を振り返ると、あの何気ない会話の中に、
私の人間性を探る質問を気づかれないほど自然に織り交ぜていらっしゃったのだと分析しており、
あの面接の空間自体が今でも私の大きな学びになっています。

後日、無事に内定のご連絡をいただきました。当時いくつか内定をいただいていた中で、私は自分自身に3つの問いを立てました。
「自分らしく働ける場所はどこか?」
「自分が働いている想像が明確にできるのはどこか?」
「数年後、自分の仕事や自分自身を、誇りを持って語れるのはどこか?」

そのすべての条件を満たす最適解が、TSACEでした。
地元の新潟支店で働く選択肢もありましたが、私はあえてライバルが多く、より激しい営業環境である「東京」を希望しました。
厳しい環境に身を置くことでこそ、自分自身をさらに磨き上げることができると確信したからです。

就活生の皆さんへ

就職活動中の皆様へ。私自身の経験から、どのような学生がTSACEでの仕事を楽しめ、より活躍できるのかについて、
3つのポイントに整理してお伝えしたいと思います。

1つ目は、「挑戦を楽しめる人」です。
TSACEは現在、圧倒的なスピードで急成長を遂げている企業です。
この変化の激しい環境やスピード感をプレッシャーと捉えるのではなく、むしろ「新しい環境での実践」としてポジティブに
楽しめる方は、当社のカルチャーに非常にマッチしていると思います。

2つ目は、「自分の弱さや不安にしっかりと向き合い、乗り越えようと努力ができる人」です。
圧倒的なスピード感があるからこそ、「自分は本当についていけるだろうか」という不安や、業務の大変さ、
そして何より「他者のキャリアをサポートする」という責任の重さに直面する場面が必ず訪れます。
しかし、そうした壁から目を背けず、自分自身の弱さと誠実に向き合い、乗り越えるための努力ができる方であれば、
間違いなく大きなやりがいを持って働くことができます。

そして3つ目は、「周囲にしっかりSOSを出せる、そして誰かのSOSに率先して手を差し伸べられる人」です。
困難に直面した時、一人で抱え込んだり失敗を隠したりするのではなく、周囲に素直に助けを求めることができる。
そして逆に、困っている仲間を見つけた時には、すぐに駆け寄って手を差し伸べることができる。
実は、TSACEの先輩方や同期は、まさにそういう温かい方ばかりなのです。

これから入社される方にも、ぜひそうした協調性を持った方であってほしいと願っています。

類は友を呼ぶという言葉の通り、思いやりを持つ人の周りには、必ず同じように良い人たちが集まってきます。
だからこそ、TSACEにはこれほどまでに素晴らしい人間関係が構築されているのだと確信しています。
皆さんと一緒に、この最高の環境で挑戦し、互いに助け合いながら成長できる日を心より楽しみにしております。